残業代は、一律一定額にできるの?

現在の日本においては、まだまだ残業が深く根付いています。ワークライフバランスの重要性が叫ばれていますが、残業を完全になくすことは難しいでしょう。

 

社員が残業をしたとき、会社は残業時間数に応じて残業代を払う必要がありますが、この残業代を一律一定額にすることはできるのでしょうか?

 

@固定残業代の考え方

例えば、基本給とは別に「固定残業代を月20時間分、支給する」と定めること自体は問題ありません。

 

ただし、このように固定残業代を定めた場合は、たとえその月が10時間しか残業していなくても、20時間分の残業代を支払う必要があります。また、もしその月に25時間の残業をしたら、差額の5時間分の残業代を支払う必要があります。つまり、「固定残業代」は、給与計算が楽になる可能性はありますが、会社にとって人件費の抑制にはなりません。

 

A人件費の抑制を目指すなら・・・

人件費の抑制を目指すのであれば、日によって労働時間を柔軟に設定する変形労働時間制や、合法的な社会保険料の削減策をとるなどの方法が考えられます。また、根本的に残業を減らすことを目指すならば、残業申告制度を設けるとよいでしょう。これらについての詳細はお問い合わせください。

 

 

◎まとめ

残業代は、上記のような方法で一律一定額にはできますが、人件費の抑制にはつながりません。 人件費の抑制を目指すなら、Aで挙げたような別の方法で行うことを検討するしかないでしょう。

 

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